「ホームページは、数年前につくってからそのままです」
日々の仕事が忙しいと、ホームページの管理まで気が回らないこともあると思います。お知らせを載せたり、営業時間を直したり。目に見える部分は気にしていても、裏側の仕組みまで確認する機会は少ないかもしれません。
でも、お客さまが安心して見られて、必要なときに問い合わせができる状態を保つには、公開後のお手入れも大切です。
今回は、日向市でお店や会社を営む方に向けて、PHPやWordPressの更新が必要な理由と、まず確認しておきたいことをまとめました。
見た目が変わらなくても、裏側には更新が必要です
ホームページは、いくつかの仕組みが組み合わさって動いています。
たとえばWordPressは、管理画面から文章や写真を更新できる仕組みです。その動作を支えるプログラミング言語の一つが「PHP」。さらに、見た目を整える「テーマ」や、フォームなどの機能を追加する「プラグイン」が使われていることもあります。
こうしたソフトウェアには、新しい機能を加えるだけでなく、不具合や安全上の問題を直すための更新があります。お知らせを投稿することと、サイトを動かす仕組みを更新することは、別の作業です。
「脆弱性」とは、不正な操作につながる弱点のこと
脆弱性(ぜいじゃくせい)とは、ソフトウェアなどにある安全上の弱点です。問題の種類やサイトの状態によっては、悪用されることでページの改ざんや情報漏えい、不正な操作などにつながる場合があります。
修正版が公開されていても、古い状態のままでは、その修正がサイトに反映されません。画面がいつもどおり表示されていても、更新が必要かどうかは見た目だけでは判断できないのです。
PHPやWordPressは広く使われている技術です。利用しているという理由だけで危険と決まるわけではありません。大切なのは、使っている仕組みを把握し、必要な更新や管理を続けることです。
WordPress公式も、本体・テーマ・プラグインを最新に保つことや、継続的な管理の重要性を案内しています。
PHPには、公式サポートの期限があります
PHPにはバージョンごとに公式サポートの期限があります。期限を過ぎると、そのバージョンに対する公式のセキュリティ修正は提供されなくなります。
2026年11月1日時点の公式案内では、PHP 8.2のセキュリティサポートは2026年12月31日に終了予定です。使っている場合は、制作会社やサーバー会社と相談し、対応するバージョンへの移行を準備しておきたい時期です。
サポート期間内でも、必要な修正版を適用することは大切です。「8.2を使っている」という情報だけでなく、細かなバージョンや更新状況も管理担当者に確認しましょう。
なお、すべてのホームページがPHPを使っているわけではありません。まずは、自分のサイトが何で動いているかを知るところからで大丈夫です。
まず確認したい、5つの点検ポイント
専門的な作業を自分で行わなくても、管理の状況は確認できます。次の5つを、制作時の資料や管理担当者とのやり取りで確かめてみてください。
1.管理を誰に頼んでいるか分かりますか?
制作を依頼した会社、サーバーの契約先、現在の管理担当者を整理しましょう。保守契約がある場合も、文章の修正だけなのか、システムの更新や不具合対応まで含むのかを確認すると安心です。
2.更新の状況を確認できていますか?
WordPress本体・テーマ・プラグインや、使用している場合のPHPについて、最後にいつ確認・更新したかを聞いてみましょう。自動更新が設定されていても、どこまでが対象か、正常に完了しているかを把握しておくことが大切です。
3.バックアップと、戻す方法がありますか?
サイトのファイルや、記事・設定などを保存するデータベースが、いつ、どこへ保存されているかを確認しましょう。バックアップがあるだけでなく、必要なときに誰が復元できるかまで決めておくと、対応しやすくなります。
4.ログインできる人を把握していますか?
以前の担当者のアカウントが残っていないか、パスワードを使い回していないかを見直しましょう。利用できる場合は二段階認証も検討できます。使う人と権限を整理しておくことも、日常の管理の一つです。
5.不具合が起きたときの連絡先はありますか?
「ページが開かない」「問い合わせが届かない」と気づいたとき、どこへ連絡すればよいかを決めておきましょう。フォームは画面の表示だけでなく、実際に通知が届くところまで、管理担当者と確認しておくと安心です。
更新は、バックアップと動作確認をセットで
更新は大切ですが、サイトで使っているテーマやプラグインが、新しいPHPなどに対応しているかを確認する必要があります。組み合わせによっては、表示や機能に影響することもあるためです。
管理担当者と相談し、バックアップを取ったうえで、可能なら本番とは別の環境で動作を確かめてから反映します。更新後も、パソコン・スマートフォンでの表示や、フォーム・予約などの大切な機能を確認しましょう。
WordPress公式でも、更新前のバックアップが案内されています。緊急性の高い修正は後回しにせず、必要な確認とあわせて早めに対応することが大切です。
分からないところを、一緒に整理するところから
「何でつくられたサイトか分からない」「以前の制作会社と連絡が取れていない」。そんな場合も、まずは今の状況を整理するところから始められます。
Kahuna Creativeでは、日向市を拠点に、ホームページの制作や見直しのご相談をお受けしています。今のホームページで困っていること、これからも使っていきたい機能、管理にかけられる時間などを伺いながら、必要な対応を一緒に考えます。
ホームページは、お客さまが仕事やお店のことを知るための大切な場所です。これからも安心して使い続けられるように、管理のことも一度、見直してみませんか。
※この記事は2026年11月1日時点の公式情報をもとにしています。必要な対応はサイトの構成や契約内容によって異なります。個別のサイトの安全性を診断・保証するものではありません。




